第七回

人間関係というものは

私は芸人に向いていないだろう……否、芸能界に向いてないのか?  『仕事は好きだけど周りの状況と馴染めなかったり、人付き合いが苦手だ』なんて思ったり、ときどき他人と自分を比べてしまって、ものすごく落ち込むことはないでしょうか?私は、そう思うことがホントによくあります。若かりしころは、少し負けず嫌いの性格も由来していたせいか“負けられない”と思うと、頭の中がカッカし、相手に迷惑な印象を与えてしまう時期もありました。今も人見知りがちな私ですが、それはすごく幼い感情だと今は分かります。自信を持てないが故に、強がってしまう行動をしないよういろんな失敗をして、そこからまた学習をし、少し大人の考えを持てるように多少はなりました。『他人の良い部分だけを素直にすごいと思える気持ち』他人には、自分にない素晴らしい部分がたくさんあります。だからその部分を、どんなに馬が合わない人でも素直に認め、すごいと思える気持ち。素直にそう思う気持ちが大事なんだと。  一部分でも、その秀でたところだけを認めていれば、自分にだってそういう部分があるだろうと考えられるし、相手に対して卑屈にならないですむのではないだろうか? 相手に卑屈になって接することは、自分自信の精神衛生上も良くないだろうし、自分が『威嚇してますよ』という態度も丸出しになってしまう。人にはそれぞれに適性能力がある。だからそれを認め合い、お互いに引き出し合えたら、自分の得意分野において人に配慮する気持ちもできてくるし、素直に人と接することができるのではないだろうか。やっぱりお互いが自分らしく、のびのびと接していけたら素晴しいですよね……人間関係というものは。  しかし、現実は甘くないですね……。自分が『役に立ちたい!』と思う場所で、それぞれが気持ちよくいられる関係。そんな職場や環境にいる人は、ほんの一握りでしょうか……難しいもんです、世の中は。私もまだまだ、日々経験なのでしょう。

今月のなだぎズム

「甘露のワケは」

この前、所さんの『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』という番組に出させていただいたとき、『とまとジャム』たるものを堪能した。これが非常にうまし!! ジャムはあんまり使うほうではないのですが、このジャムはうまし! でした。広島の世羅町で作ってるらしいのですが、ラベルも手作り丸出しの庶民感覚。しかし味は、トマト味の深みとジャムの甘さがあいまって、とんでもなく引き付ける味を醸し出しております。毎回お取り寄せたい気持ちでございます。しかし、このマッチングが功を奏したのは、ジャムの甘さが勝ちなのか、トマト味の深みが勝ったからなのか、ややこしや~……。 


なだぎ武(なだぎたけし)

1970年10月9日生まれ。大阪府堺市出身。
お笑いユニット「ザ・プラン9」一員。
第5回R-1ぐらんぷり(2007年)、
第6回R-1ぐらんぷり(2008年)二連覇。

出演映画情報!!

『のだめカンタービレ最終楽章 後編』 絶賛公開中!!

イベント情報!!

【ザ・プラン9 イベント情報!】
『ザ・プラン9 結成9周年記念イベント~プラン9って9人じゃないんですか?~』
日程:9/19(日)21:00開演
会場:なんばグランド花月