第十五回

「三沢さんに想う……」

あれは、小学生の低学年の頃。テレビで日本人が大きな外国人を相手に、死闘を繰り広げている。ロープを張った四角いリングという場所で。それがプロレスというスポーツとの出会いでした。
全日本プロレスという団体。ジャイアント馬場をはじめとし、ジャンボ鶴田、天龍源一郎、ラッシャー木村やアニマル浜口などが活躍した。だが当時の全日本プロレスは、外国人レスラーが全盛でインパクトがあった。ドリー・ファンク・ジュニアとテリー・ファンク兄弟の、ザ・ファンクス。ザ・シークとアブドーラ・ザ・ブッチャー。ミル・マスカラスとドス・カラス。超獣コンビ、スタン・ハンセンやブルーザー・ブロディなど。 そんな屈強な外国人レスラーが入り乱れ戦い、その中で時には血を流し戦う小さな日本人レスラー。私は夢中になりました。後に様々なプロレス団体を知ります。そして、タイガーマスクというヒーローがプロレス界にも現れました。初代タイガーマスク・佐山聡。彼の空中殺法、プロレススタイルは、心技体全てにおいて完璧でした。子供たちは、その不思議なプロレスに酔いしれました。彼の存在によって、プロレスはさらにブームを迎えます。
時を経て、佐山聡はマスクを脱ぎ、二代目タイガーマスクを全日本プロレスの若きエース、三沢光晴が受け継ぐことになった。
三沢は、佐山タイガーのセンスを崩さず、見事なプロレススタイルで二代目を継続しました。その才能は凄かった。そして全日本プロレスにも大きな変動が起こり、二代目はマスクを脱ぎ、三沢光晴として戦うことに。その後の三沢の活躍は、全日本プロレスに大きな貢献を残しました。
そんな三沢光晴が、試合中のアクシデントで、6月13日に亡くなった……。ニュースを耳にした時は、信じられない気持ちで一杯でした。あの人の才能とセンスをもってしても、アクシデントというものは起こりえるんですね……。まだまだ、私たちプロレスファンを夢中にさせる試合をしてほしかった。でも今はただ、安らかに眠って頂きたいです。いいですよね? あんなに名試合を残してくれたんですから……。
三沢光晴さんのご冥福を、心からお祈り申し上げます。

今月のなだぎズム

「大きすぎるパン」

仕事でヨーロッパ、チェコのブルノに来ております。
さすがにヨーロッパ、あらゆる食品が日本の2倍の大きさで売ってるではありませんか……。
しかしながら、パン1個でこの大きさは、さすがというか、あまりにもデカすぎるというか……これではお腹が一杯になる前に、味に飽きてしまいそうです。
味を好きになってほしいのか、飽きてほしいのか、ややこしや~。


なだぎ武(なだぎたけし)

1970年10月9日生まれ。大阪府堺市出身。
お笑いユニット「ザ・プラン9」一員。
第5回R-1ぐらんぷり(2007年)、
第6回R-1ぐらんぷり(2008年)二連覇。

出演映画情報!!

『のだめカンタービレ最終楽章 後編』 絶賛公開中!!

イベント情報!!

【ザ・プラン9 イベント情報!】
『ザ・プラン9 結成9周年記念イベント~プラン9って9人じゃないんですか?~』
日程:9/19(日)21:00開演
会場:なんばグランド花月