第四回

お笑い戦線異常あり!

「あ~あ~♪……」美空ひばりの名曲『川の流れのように』いい曲です。
時代は流れ、時は経過しています。こうでなきゃいけないなんて、何一つないんです。時代は流れに沿って人も変化を遂げている。私たちの若い頃は、それこそ劇場に出るために切磋琢磨し、ネタを作っておりました。テレビに出る機会なんてものは一切ないもんですから、舞台に立つしか仕事が無かった、そんな時代です。やみくもにネタを作っては合わせ、毎日がその繰り返しでした。しかし、ネタを作る作業は嫌いではないし、コントをやるために努力していることの充実感は、苦ではなかった。
だが今は、さらに時代が流れ、またそんな時代でもなくなっている。テレビ出演の機会などはいつもそばにあり、番組の企画は多く、ネタでなければテレビに出られない時代ではなくなっている。今やお笑い戦線はまさに異常あり!「ネタを求められていなければ、私はこんな特技があります!」「こんなこだわりがあります!」「こんな一発芸があります!」などなど。
「芸は身を助ける」の言葉のように、何かを持っていれば、出しろはいくらでもある時代。
芸人の人数が広がっていると共に、それだけお笑いの間口も広がっているということです。

私がまだ若かりし頃、孤高のコント師がけっこういました。独りで黙々とネタを作ってる奴。今もそんな芸人は何人かはいるんでしょうけど、昔ほど見かけなくなった。
派閥の型にはまる芸人が今は主流になっているのか、
「誰々が、どこの派閥に入ってる。誰々さんに可愛がってもらってる」
そんな言葉をよく耳にします。
私は人見知りという性格もあってか、そういう人の輪に入るのが苦手なタイプだった。
当時はただ一人、夜空を見上げては、よくネタを口ずさんでいたものだ。
そんなタイプの芸人は、今はほぼ見かけず、今の活発で機動性のある若手芸人を見ると、「時代もかわったものだ……」と、羨ましささえ覚えます。

そんな若手に嫉妬すら感じている私に、まったく嫉妬のしの字も感じない芸人が居た。
しずるの池田くんだ。
彼は昔の私に似ている。あまりグループに属さない、ネタというものが大好きなタイプの芸人。よってポップさのかけらも無い……。まぁ彼は一度、私から飲みにでも誘ってみようか……うむ。

今月のイケメン発見!

この方……。
『中学生日記』というNHKを代表するドラマで、
なんと中学生の先生をやっているとのこと。

6月だけという短い期間ですが、
リアルな中学生と共にお芝居をしております。

「こんな私が先生なんて……」と恐縮しておるとこみたいです……。


なだぎ武(なだぎたけし)

1970年10月9日生まれ。大阪府堺市出身。
お笑いユニット「ザ・プラン9」一員。
第5回R-1ぐらんぷり(2007年)、
第6回R-1ぐらんぷり(2008年)二連覇。

出演映画情報!!

『のだめカンタービレ最終楽章 後編』 絶賛公開中!!

イベント情報!!

【ザ・プラン9 イベント情報!】
『ザ・プラン9 結成9周年記念イベント~プラン9って9人じゃないんですか?~』
日程:9/19(日)21:00開演
会場:なんばグランド花月